こんにちは。
小冊子集客入門塾の十河です。
先日、新規のお客様から
私が全く気づいてなかった
『自分の強み』を
教えてもらいました。
そのお客さんは
私の著書をアマゾンで見つけて購入。

「ぜひ、こんな本をつくりたい!」
という電話をいただきました。
ただ、話が進むにつれて
私には一抹の不安を感じました。
お客さんの話の中に
【ブランディング】というワードが
何度も何度も出てくるのです。
私は集客用小冊子づくりの
アドバイスなら自信があるけれど、
ブランディングのアドバイスはできません。
「鈴木さんの期待にお応えできるだろうか?」
弱気になった私は思いきって
お客さんに正直な気持ちを伝えました。
(十河)
申し訳ありません。
私はブランディングの専門家ではありませんし、
私の赤い本にもその言葉はひとつも出てきません。
ご期待に応えられないかもしれません。
すると、お客さんから返ってきたのは、
想像もしない言葉でした。
(お客さん)
十河さんは無意識かもしれませんが、
著書の中で『ブランディング』の本質を
しっかり語っていますよ。
私が「えっ!?」と戸惑っていると、
続けて話してくれました。
(お客さん)
たとえば本文中の
「小冊子の中ではセールスをするな!」や
「恥ずかしがらずに熱き思いや理念を語ろう!」
という部分は
まさにブランディングそのものだと思います。
目先の売上ではなく、
まずお客様に価値を提供することに徹する。
機能や価格だけでなく、
理念や想いで選ばれる存在になる。
これは価格競争ができない
私たち小企業が取り組むべき
『ブランディングの王道』だと思います。
私はこの言葉にハッとさせられました。
ブランディングとは、
難しい理論やお金をかけた広告だけではない。
私自身が小冊子づくりを通して
『ずっと大切にしてきたこと』が
ブランディングの本質であると
お客さんに気づかせてもらったのです。
もし、昔の私と同じように
「みじめな価格競争はもう嫌だ。
ブランド力を高めたい!
でも、やり方がわからない。」
そんなふうに感じている人がいたら
ぜひ一度、ご自身のこれまでの仕事を
振り返ってみてください。
・ お客様のために 採算度外視でこだわってきたことは何ですか?
・ 「これだけは譲れない」という仕事への想いは何ですか?
・ お客様から「ありがとう」と言われた忘れられないエピソードはありませんか?
それらのひとつひとつが、
あなたの会社ならではの
「ブランドの原石」になります。。
そして、ブランディングの
【はじめの一歩】を踏み出すなら
【想い】や【お客様への約束】を
ご自身の言葉で書き出してみることを
お勧めします。
それがあなたの会社の価値を伝える
最高の『ブランディング出版』に
なるはずです。